プライバシーの詳細
SITU は、お店や通りに置いたスマホで場所の様子を見て、その場で声をかけ、直ったかまで確かめる仕組みです。このページでは、何を写し、何を残し、どこへ送るかを、実際の作りに沿って書きます。
このページについて
SITU は「人を見分けるためのカメラ」ではなく、場所の状態(混み具合・入口の前・置き忘れなど)を判断するための仕組みです。ただし、写真に人が写る以上、顔をぼかしていても個人に関する情報を扱いうると考えています。そのため「匿名だから関係ない」とは言わず、取る・残す・出すを必要な分だけにする作りにしています。
役割の分担
| 役 | 誰 | していること |
|---|---|---|
| 写す・使い方を決める | SITU を置くお店(施設・自治体) | 何のために写すかを決めて、掲示します。写真に含まれる個人に関する情報を取得するのは、お店です |
| 解析を提供する | 株式会社プラプラ(SITU の運営) | お店から預かって、お店の目的の範囲で解析・保存・通知をします |
| 保存の基盤 | Amazon Web Services(東京リージョン) | 数と、ぼかした写真を置きます。写真は日本のリージョンに置いています |
| AI の確認 | Google(Gemini API) | 判断が要る時に、ぼかした写真を見て「はい / いいえ」と理由を返します。お店の人がお願いや場所を設定する時にも、その時の1枚を見て案を出します |
| 知らせの届け先 | お店が選んだ先(メール・Slack・スマホの通知など) | お店が登録した宛先へ、知らせとぼかした写真のリンクを送ります |
扱う情報と残す期間
| 情報 | どこに | どれだけ残るか | 見る・受け取る人 |
|---|---|---|---|
| カメラの映像 | 置いたスマホのメモリ | 人を数え、顔をぼかしたらすぐ捨てる。直前60秒ぶんだけ、2秒に1枚の静止画をメモリに持つ(スマホに保存はしない・アプリを閉じれば消える) | なし |
| ぼかした写真(1分に1枚) | サーバー(日本) | 7日で自動で消える | お店の人 |
| AI の確認に使った写真 | サーバー(日本) | 30日で自動で消える | お店の人・AI(確認のたび) |
| 声をかけた瞬間の写真 | サーバー(日本) | 7日で自動で消える | お店の人(報告の画面だけ) |
| 人数・音の大きさ | サーバー(日本) | 数だけなので残す(推移のグラフに使う) | お店の人 |
| 線を通った人の数 | スマホ → サーバー | 出るのは「入った / 出た」の数だけ。数えるための短い追跡はメモリの中だけ | お店の人 |
| 音 | 置いたスマホのメモリ | 約0.1秒ごとに大きさと種類を出して捨てる。録音の機能が無い | なし(出るのは大きさと種類の名前だけ) |
| 写真を見た記録 | サーバー(日本) | 誰がいつどの写真を見たか | 運営(使い方の確認のため) |
スマホには写真を保存しません。置いたスマホが盗まれても、その場所の写真は出てきません。
顔のぼかし
- 写真は、スマホの中で顔をぼかしてからしか、保存も送信もしません。ぼかしは設定で切ることができません。
- 顔を1回探すだけでは、遠くの人や横顔を見落とします。そこで、画像を細かく分けて顔を探すことと、人の形から頭の位置を推し量ってぼかすことを重ねています。後ろ姿もぼかします。
- 人や顔を探す処理がエラーで止まった時は、ぼかせたか分からないので、その写真は外へ出しません。人が写っていない写真(荷物だけが写っているなど)は、そのまま使います。
- 服装や体格は残します。「同じ人がまだいるか」を確かめるのに使うためです(次の節)。
- それでも、マスクや強い横向きなどで、ぼかしが漏れることはありえます。だから、ぼかした写真も大事に扱う前提で、期間と見られる人を絞っています。
「まだいるか」の確認(長い居座り・置き忘れ)
「入口の前に長く座っている人がいたら声をかけて」「荷物が置きっぱなしなら知らせて」のようなお願いでは、時間をあけた2枚のぼかした写真を AI に見せ、「同じ場所に、同じ服装の人(同じ物)がまだあるか」を確かめます。
- 人をずっと追いかけ続けるのではなく、2枚を一時的に比べるだけです。
- 名前も顔も分かりません。人ごとの ID や、顔・体の特徴の数値を作って残すこともしません。
- 残るのは「何時に長い居座りを確かめた」という出来事の記録で、人ごとの行動の履歴ではありません。
- 比べる写真は、1分に1枚の写真(上の表)から取ります。写真を期間つきで残しているのは、このためです。
音
マイクは、音の大きさと種類(拍手・ガラスの割れる音など)を知るために使います。録音の機能はありません。音は約0.1秒ごとに処理して、その場で捨てます。会話の内容は、写真よりずっと大事な情報だと考えて、写真とは別に、外へ一切出さない扱いにしています。スマホの画面の上に出るオレンジの点は、マイクを使っている印です。
知らせと閲覧
- お店の人への知らせ(メール・Slack・スマホの通知)には、ぼかした写真のリンクを添えることがあります。リンクの期限は7日です。
- 知らせの写真には、AI が理由に挙げた人や物を枠で示します。お店は「枠は要らない」と指定できます。
- Slack などの届け先のサービスは、受け取った写真を自分の側で持つことがあります。その期間は SITU からは決められません。
- お店の人の画面で写真を見ると、誰がいつ見たかが記録されます。スタッフの見張りなど、目的の外の使い方を防ぐためです。
- 動画の配信はしません。お店の人の画面の「今の様子」は、1分ごとの写真です。前の写真は、報告や知らせから、残す期間(1分ごとの写真は7日、判断に使った写真は30日)の間だけ見られます。
外へ出る先
| 送り先 | 出るもの | いつ | 補足 |
|---|---|---|---|
| Amazon Web Services | 数・ぼかした写真 | 1分ごと | 東京リージョン |
| Google(Gemini API) | ぼかした写真(1〜3枚)と質問の文 | AI の確認が要る時と、お店の人がお願いや場所を設定する時だけ | 有償の契約で使っていて、送った写真や文は Google の製品の改善(学習)に使われません。Google は不正な使い方を見つけるために、限られた期間だけ記録します。処理する場所は日本に限りません |
| お店が選んだ届け先 | 知らせの文・ぼかした写真のリンク | お願いが動いた時 | 上の「知らせと閲覧」 |
第三者へ写真を送った時は、送り先と枚数を毎回記録しています。
店の外に見せるページ(一部のお店)
店の前の混み具合を、お客さんがスマホで見られるページを出すお店があります。そこに出す絵は、写真ではなく、人を影の形に置き換えて塗り直した絵です。顔も服装も分かりません。残るのは最新の1枚だけで、1日で消えます。
しないこと
- 顔認証(顔の特徴を取り出して人を見分けること)
- 常連さんかどうかの見分け・人を写真の中から探すこと
- 人ごとの行動の履歴を作ること
- 録音・動画の保存
- お店のスタッフの見張りとしての使い方(お受けしていません)
- 写真を売ること・広告やお店の目的以外に使うこと
お店にお願いすること
- 何のために写すかを決めて、見える所に掲示する。SITU が掲示のひな形を用意します。
- 写す範囲を、必要な所に絞る。歩道や道路など、お店の外を写す時は特に。
- もともと防犯のために撮っているカメラの映像を SITU で使う時は、掲示の目的に「お店の運営の改善」なども足す。
- 写っていた方から聞かれた時は、まずお店が答える。SITU の運営も一緒に答えます。
掲示のひな形
1〜4 は、掲示に必ず入れるもの(カメラ画像利活用ガイドブック ver3.0)。目的は、実際に使うものだけを選びます。
安心してお過ごしいただくために、カメラつきのスマホを置いています
- 1目的
- 入口や通路の混み具合を確かめ、声や画面でご案内するため
- 置き忘れの荷物や、長く同じ場所にいらっしゃる方に気づき、声をおかけしたり、店の者に知らせたりするため(時間をあけた写真を比べて確かめます)
- 時間帯ごとの人数を集計し、お店の運営に役立てるため
- 2写す場所と時間
- 〇〇から〇〇まで・営業時間中
顔はスマホの中でぼかし、顔で人を見分けることはしません。写真は7日で消えます。音は大きさと種類だけを測っています(録音はしません)。
- 3運営・お問い合わせ
- 〇〇(お店)〇〇〇-〇〇〇〇/仕組み:SITU(株式会社プラプラ)
- 4くわしく
- situ.jp/privacy(QR)
設定で選べること
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| 知らせの枠 | 知らせの写真に枠を描かない |
| AI の確認を使わない | 人数・線・音・時刻だけで動くお願いは、AI の確認なしで動く |
参照しているルール
- 個人情報の保護に関する法律:利用目的の特定と通知・公表、安全管理、委託先の監督、外国にある第三者への提供など。
- 令和8年の改正(2026年7月公布):顔の特徴のデータに新しい決まりができます。SITU は顔の特徴のデータを作りません。
- カメラ画像利活用ガイドブック ver3.0(経済産業省・総務省、2022年):人数を数える・滞在を見る・行動の履歴・常連の見分け、を分けて配慮を書いたもの。SITU は前の2つに当たる使い方を中心にし、後の2つはしません。
- AI 事業者ガイドライン 第1.2版(総務省・経済産業省、2026年):現実の空間で動く AI(フィジカル AI)を含む、AI を作り・届け・使う事業者の心得。
項目ごとに SITU の作りと導入する側がすることを並べた 法令・ガイドラインとの対照表 もあります(印刷できます)。法令やガイドラインが変わった時も、このページを直します。
変更と問い合わせ
作りを変えた時は、このページを先に直し、日付を残します。
問い合わせ:まずは SITU を置いているお店に。運営(株式会社プラプラ)へは問い合わせフォームからどうぞ。写真を消してほしい時も、場所とおおよその時間を書いて送ってください。